いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

社会・政治

「アンダークラス」 橋本健二

アンダークラス ──新たな下層階級の出現 (ちくま新書) 作者:橋本健二 発売日: 2018/12/28 メディア: Kindle版 拝金主義の行きついた先は、資本主義の負の側面の強化であり、陰湿な搾取構造の深化だった。搾取する側は、今や一握りの資本家ではない。一般労働…

「官僚天国 日本破産」 石井こうき

官僚天国日本破産 メディア: コミック 「まんがでわかる」 私は、この言葉が大嫌いだ。 活字本をマンガにさえすれば、、 そんな本の作り手の気持ちを感じ、彼らの読者の知の信頼感のなさに絶望する。 まんがでわかると言われると、マンガでなど分かりたくな…

風が吹けば桶屋は儲り、消費税上げて日本は沈む。

エアコンが壊れた。それもリビングのエアコン。我が家で一番大きなエアコン。メーカーに修理の見積もりをお願いしたところ12万円の見積書が提出された。あまりのショックにしばし言葉を失った。家庭にとって、エアコンは高額商品である。最低でも10年、…

静かなる抗議活動

香港は、今、たいへんなことになっている。中国本国からの締め付けが強化される法律が施行されたことで香港市民の抗議活動が行われている。自分たちの自由や権利を守るために立ち上がる香港市民の姿と日本人の姿を比べてみる。集団的自衛権、特定秘密保護法…

蜂の巣から見る社会

おととい日曜日、庭いじりをしていた夫が血相を変えて戻ってきた。「スズメバチの巣が〜〜!!!!」我が家の小さな庭の小さな生け垣のなかにスズメバチが巣を作っていた。。スズメバチに刺されると命の危険があることは周知の事実。今まで何も気付かず、生…

投資の大原則

私の実家は、どこからどう見ても貧乏だった。ところが、母のお金の価値観はその貧乏状況と反比例していた。彼女は、大胆にお金を使う人だった。貧乏なのに、母がお金を使えたのは支出に収入が満たなければ借金をし、キャッシングや分割払いを利用し、親兄弟…

為しても成らないことを知る

「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も」子どもの頃、学校で教えてもらったこれ。。こんなこと、学校で子どもに教えちゃいけないよなあと思う。なぜって、大人は、知っているから。為しても成らないことはたくさんあって努力が必ずしも実を結ぶとは限らないこ…

嘘つきは誰?

昔は、手っ取り早くニュースを知る手段はテレビに新聞だった。テレビと新聞を見ておけば、とりあえず世の中の流れは分かるし情報も確かなものだろうと思い込んでいた。全くの情報アマちゃんだった。ネットが情報の発信収集手段となった今信頼している人の発…

やせるお菓子づくり

youtubeでお菓子づくりの動画を見ていたらお菓子づくりとは縁遠い私もお菓子を作れるような気がしてきた。家でのお菓子づくりは1 材料代が結構かかる2 時間がかかる3 バターやたまご、生クリームなどを使うため 後片付けが厄介4 このようにお金と手間ひ…

やらせ母の日

昨日は母の日だった。毎年母の日は、夫が気を利かせプレゼントを用意し、そのプレゼントを息子が私に渡す、、というシナリオの元に母の日が過ぎていく。今年もまた、夫が用意したプレゼントの「メロン」を息子からもらった。そうそう、やらせなんですよ。や…

10万円の使い道

コロナウイルス対策で、国民一人一律10万円が給付されることになった。この10万円を何に使おうかと考えてみた。手っ取り早く目の前に差し迫る、自動車税や固定資産税にあてようか。それとも、いつも買わずに辛抱している洋服やバックでも買おうか。いや…

閉経記念日

6年前から、子宮内膜増殖症に悩まされてきた。子宮内膜が勝手にどんどん増殖して月経が重くなる。これでもかというほど出血しこれでもかというほど続いてこれでもかというほど貧血になる。最初、月経が止まらず、ふらふらしながら受診した近くの産婦人科で…

20年目の別れ

結婚以来、20年購読してきた朝日新聞をやめることにした。明日4月1日から、我が家の新聞は、毎日新聞になる。朝日をやめるのには、いろいろ理由があるけれど一番大きな理由は、やはり昨年ツイッターを始めたことだと思う。私は、この20年、この世の中…

追いやられる子どもたち

学校が休校になった途端息子が通っている体操教室や英語塾もまた休業となってしまった。唯一、営業を続けてくれているスイミングスクールで息子はストレスを発散できている。小学生の子どもたちが家で一日おとなしく過ごせるわけがない。家にずっと閉じこも…

火に油を注ぐ政府

学校の一斉休校のため保護者が仕事を休めるよう政府は休業補償を決定した。だけど、周囲の保護者は、みんな仕事に行っている。休業補償があれば、労働者は仕事を休める。こんな単純な構図しか想像できない現政権の能力には、ほとほとあきれてしまう。パート…

全国一斉休校の先にあるもの

息子の小学校は、今日から休校。当然のことながら、給食はなくお昼ごはんも家で食べる。夫は今日から勤務時間が変更に。これも学校休校のあおりである。夫の職場の給食もなくなり、夫は今日からお弁当持参である。つまり、学校休校のあおりで私は、夫のお弁…

首長の器

2月27日、安倍首相の突然の全国一斉休校要請は日本社会に多大な悪影響をもたらしている。しかし、あくまで要請であったのだ(それも非常に非情に身勝手な)専門家会議でも一斉休校の話題も出ていないという。子どもたちや保護者はもちろんだが学校を休校…

想像力

昨夜、飛び込んできたニュースは久しぶりに度肝を抜かれた。もちろんそのニュースは「安倍首相全国小中高一斉休校要請」このニュースでどれだけの人が驚いたことだろう。突然の要請に驚いたのは、それに伴う計り知れない影響を多くの人が想像できたからだ。…

コロナウィルスに見るこの国の大きな失敗

おとといブログを書いていて、気付いたことがあった。うまくまとめられないかもしれないが頭に浮かんだままに書いておこうと思う。この国の現状はこの国の今の失敗はこの国の直面する悲惨な状況は海に囲まれた島国でありながら豊かな漁業資源に恵まれた国で…