いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

クレームのお勉強


わが家の愛車は、のマークのついたメーカーの
白いRV車だ

娘が生まれる10年前、買った車。
主人も私も、それまで中古車にしか縁がなく、
お互い初めて買った新車
結婚して初めての大きな買物。

運転しやすく、乗り心地もまあまあ。
大きなトラブルもなく、なかなか気に入っている

この愛車のメーカーのクレジットカードを持っている。
特典に、年に1度エンジンオイル無料券が送られてきて、
技術料や部品などは5%OFFになる。

そろそろ、オイルの交換の時期だなあと思っていたところ
愛車10ポイント点検の無料券がディーラーから送られてきた。
おっ、これは好都合
昨日、近くの販売店へ早速GO

点検、オイル交換がすみ、車も大丈夫とのこと
請求書を差し出され、「えっ??」
技術料が5%OFFになってないじゃなーーい
技術料が1500円。
5%OFFで75円の値引き。まっいいかなあと思ったけど
とりあえず尋ねてみた。

「どうして、OFFになってないんですかあ?」と私
「10ポイント点検の特典として、オイルフィルターを10%OFFに
してるので、二重の割引はできないんです。」との答え

なに、フィルターは割引、技術料は割引していない
どこが二重なのだ???
よくわからないぞ、この説明。
納得いかない私は、どうしようか迷った。
再度尋ねるべきか、どうか。
これはクレームなの??

普段あまりクレームをつけるほうではない。
どうしてかって言うと、、、
①結構いいひとぶってしまう傾向がある
②クレームを言った後の気分のどんより感が、耐えられない
③「クレーム=我を通す」というイメージがあり、
 自分が悪いことをした後々自分に災難がふりかかるのでは
 などという余計な心配までしてしまう

しかーーし、今回はこの説明に納得いかない、
そのうえ、「何十円かのことで、うるさいなあ」って感じの
売店の態度に、
「うっ、これは言うしかない

再度、「納得いきません、判断できる方とお話をさせてください」と
言ってしまった。
私からそう言われ、ちょっとおろおろした、若い技術のお兄ちゃんは、
このことを販売店の他の人に言ってる。だけど、みんな知らんぷり。
「これが、この会社の体質なのね、ふんふん」などと
妙に上から目線の私

そこへ、真打ち登場
工場長なる人が現れました。

まずは、工場長の名刺を渡された。
次に、説明の不備を認め、お詫びをされた。
さらに、もう一度同じ説明を少し具体的にされた。
そして、私の話をふんふんと言って聞く。
フィルター10%OFF <(技術料+フィルター)×5%OFF
であることが判明し、非を詫び、新たな請求金額が出てきた。

この、クレーム処理の運び、、、
なんか、どこかで、、、
そうだ
以前、職場で受けた「クレーム対応研修」講座だ

昨日は、実践の場面だったのね、お客さんとしての。。。
クレームとは、お互いの意見を理解し合うことなのね、と
合点した私でありました
何も言わず、もんもんとして帰ってこずによかった

しかし、この愛車のメーカー。
今、リコール問題で揺れてる会社の傘下に入っているんだよねえ、
「ちょっと、ちょっと、顧客重視なんじゃないの???

「ちっちゃい金額でうるさいなあ、このおばさん」って
顔に書いてあったの、ちゃんと消しといてよね、お店の人