いのしし日記

ワタシノトリトメナイハナシ

軽々にモノを言うべからず

昨日は、娘のスイミングの記録会だった。
今回は、200メートル個人メドレー
400メートル個人メドレーにエントリー。
よいタイムが出れば、上位大会へとつながる。
最近、練習に少し気合いが入ってきた娘だ。
もしかしたら、もしかするかも?と
期待して見に行った。

そう、期待して見に行った。。。のに。。
結果は微妙に及ばず。
それが彼女の今現在のベストなのか
それとももう少し力があるのか
計ることができないような
もどかしいタイムだった。

私は、判断しかねた。
娘にがんばったねと声をかけるべきか
何をしてるんだと喝を入れるべきか。

夫は、即座にこう言い放った。
「つまらんレースだった。
こんな見がいのないレース初めてだ。」
それは、水泳競技をしていた人間にしか
きっとわからない。
娘のレースを見た夫は
そのほんの数分で彼女の今日の精神状態や
アップやダウンのいい加減さを見抜いた。

帰宅した娘に、夫は今日のレースの反省を促した。
娘は、父に指摘されるに違いないと思っていたところを
ズバリと言い当てられた。
お互い、同じ競技者として
分かり合う部分が大いにあるのだろう。
娘はちょっといぶかりながらも
父の指摘点と自分の反省点が一致したことを
素直に受け入れることができたようだ。

母は、蚊帳の外。
こんなときは、無言に限る。
素人である私は、口を挟まずふたりの会話を黙って聞く。
母が何を言ったって、娘には響かないのだ。
だって、私は、その立場に立ったことがないのだから。
経験しなくても、言うことは簡単。
そして簡単な言葉は、簡単に素通りし
そのまま消え去り、むなしさだけが残るのだ。
一言言いたいところを我慢し
ぎゅっと口を結ぶ。
軽々にモノを言うべからず。