いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

望む、チップ制!

先日、ドラッグストアのレジでのこと。
シャンプーの値段が、棚の表示よりも高かった。

最近、老眼が進んだし
棚の値段を見間違えたのかなあ。。
でも、あの値段だから買おうと思ったのになあ。。
あー、でももう、バーコード打っちゃったしなあ。
あー、でも、もったいないなあ。。
やっぱり、安くなってから買おう。。

「すみません、これ、いりません」
私は、キャンセルを申し出た。

まあ、この時点で、お店側にしてみれば
私は、面倒な客である。
レジの人の仕事を一つ増やしたのだから。

レジの人は、よほど機嫌が悪かったのか
いや、もともとそういう人なのか
はあーーっとため息が聞こえそうなほどの嫌な顔をした。
「すっ、すみません」
私は、反射的に謝っていた。

でもさあ、客にその態度って、何なのよ!!と
私は、すぐにムカムカし始めた。
私は、シャンプーの棚のところにもう一度向かった。
私の見間違いなら、仕方がないと
自分に言い聞かせようと。
ところが、見間違いではなかった。
棚の表示とレジの表示が違っていたのだ。
店側のミスじゃないか!!
さらにむかっ腹をたて
でも結局たてたまま
黙って、お店を後にした。

あー、こういうときの
このムカムカ感は、どうやって
解消したらいいの!!
怒りをぶちまけるのも大人げないし
なにより説明するのもめんどくさいし
さっさとうちに帰りたいし、、
なんかいい方法ないだろうか。。

レストランとかお店とかで
運悪く愛想の悪い店員さんに
あたってしまうことがある。

そういうときは、
心の中は、ムカムカしながら
安い店だし、ここ選んだの私だし
と自分に言い聞かせる。
何か言うと、モンスターみだいだしと。

でもでも、気持ちのいい店員さんも
気持ちのよくない店員さんも
同じお金を払わなくちゃならないなんて
やっぱり腑に落ちない。
わき起こったムカムカ感は
無理矢理押さえつけられ
行き場を失い、やりきれないわあー。
波風立たぬよう、
この不満をうまいことぶちまけたいものだ。

そうだ、どんなお店も、チップ制になったらいいのに。
愛想のいい店員さんにはうーんとチップをはずむ。
無愛想な店員さんには、ちょっとだけ。

「ほんっと、ありがとう!!」と
「すんごい、ヤな気分!!」を
どちらもにこっと微笑みながら
お金を使って、自分の毒をしれっと表現してみたら
あー、どんなにすっきりするだろう。