昔は、そんなこと感じなかったのに
最近、とみに薄気味悪くなってきたことがある。
それは「NIPPON」
日本や日本人をもてはやし
ここがいい、あそこがすばらしいと
テレビ番組で誇張したり
ワールドカップやオリンピックとなると
あらゆる商品が「NIPPON」化されることなど
最初は、うんざりしていたが
ここ最近は、薄気味悪ささえ感じる。
世界のナショナリズム化に伴い
この国でも1億総活躍だの国難だのと
安っぽい政策理念を打ち出す政権がある。
安易に過度に「NIPPON」をもてはやすことが
時の政権の姿勢とかぶり、背筋がぞっとする。
たとえ、あんまりいいことがなくても
たとえ、将来への不安があっても
それでもやっぱり
日本人であることを
日本に住んでいることを
とても幸せだなあと思うことがある。
それは、逆に言えば
日々の生活で「NIPPON」を意識せずとも
暮らせるからではないだろうか。
メディアや企業や政府がこぞって
市民に向かって
「NIPPON」「NIPPON」と扇ぐこと。
生まれて初めて、この不気味さに直面し困惑している。