おとといブログを書いていて、気付いたことがあった。
うまくまとめられないかもしれないが
頭に浮かんだままに書いておこうと思う。
この国の現状は
この国の今の失敗は
この国の直面する悲惨な状況は
海に囲まれた島国でありながら
豊かな漁業資源に恵まれた国でありながら
漁業の保護をしてこなかったからである。(断言!!)
食糧政策は、つねに漁業より農業を優先する。
それはこの国の主食が米であるし
食卓にのぼる多くの食材は農業から生産されるものであるからだろう。
もちろん、漁業従事者より農業従事者が多く
漁業協同組合より農業協同組合の組織の方が大きいので
農協の政治的影響力により
政治家は、より票となる農業者を保護するという
やらしい側面に置いてもそれを後押ししている。
魚介類がなくとも人間は生きていけるのかもしれない。
炭水化物は米や麦から
ビタミンやミネラルは野菜から
タンパク質は大豆から摂取すれば
人間は体を維持できるのかもしれない。
しかし、農業で身体は維持できるのかもしれないが、国家は維持できない。
そう強く思う。
全ての組織には、その組織の運営、戦略において長期、中期、短期の視点が必要だ。
その視点を作るのは誰か。もちろん人間である。
では、人間は、それらの視点をどのようにして獲得するのだろう。
学校で学べば獲得できるのか?
私は、それは、否であると思う。
「視点」の視は、ものを見るということ。
つまり、自分の目をとおして物事を見なければならない。
そこには、必ず身体が介在する。
頭ではものを見ない。
身体を通してものを見る。
視点=考えは、必ず身体に由来する。身体性が必須である。
身体性を持つとは何か、それは経験であり、体験である。
農業者は、その仕事の性質により人類の遺伝子に長期的視点を組み込んできた。
漁業者は、その仕事の性質により人類の遺伝子に短期的視点を組み込んできた。
組織を営むためには
農業を営む農耕民族と
漁業を営む狩猟民族のどちらの遺伝子も欠かせない。
現在の日本が世界の潮流で溺れそうになっている原因は
今、まさに、ここで、どうしたらよいかという判断を
誰しもができなくなってきているからである。
今、どうしたらよいのか。
それは、短期的視点を獲得した人が最適な場面であり
今の時代はこの視点を持つ人が必要なのである。
短期的視点を漁業従事者の遺伝子と考えるなら
国が漁業の保護を怠り、漁業の後継者不足を招いたことは
政治がこの国の漁業者遺伝子を政治的に抹殺しようとしていることである。
農業重視、漁業軽視によるこの国の政策により
この国には短期的視点をもつ人材が圧倒的に不足する事態となった。
その何よりの証拠が、コロナウィルス対策の日本の愚策ぶりである。
政治家官僚の右往左往している姿は、世界の嘲笑の的となっている。
今、世界はどこもこれまで経験したことのないスピードで変わろうとしており
それに取り残されまいと必死である。
このスピードに、日本がすっかり取り残されてしまっているのは
目の前で変わりゆく事象に素早く対応できないからである。
つまり、政治家にも官僚にも企業経営者にも、漁業者の視点が足りない。
農耕民族しかいないということである。
今の日本国内の悲惨な現状が、その何よりの現れである。
漁業保護をおろそかにしたこの国は
自らを国家的危機状況に追い込んだ。
私の仮説もなかなか的を射ているような気がするのだが。。
