いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

想像力

昨夜、飛び込んできたニュースは久しぶりに度肝を抜かれた。
もちろんそのニュースは「安倍首相全国小中高一斉休校要請」

このニュースでどれだけの人が驚いたことだろう。
突然の要請に驚いたのは、それに伴う計り知れない影響を多くの人が想像できたからだ。
この影響を自分ごととして考える能力を誰もが持っていたからだ。

ところが、この国のリーダーは、休校に伴う影響を想像もできず
他人事のように、まるでロボットのように
ふりがなが振られた原稿を必死で読んだだけだった。
唖然とする。

想像力が欠けているので
これによって、自分が想像もできない非情な人間であることが
国民にばれてしまうかもしれないということも
当然のことながら想像できなかった。

はっきり言って、もう「バカ」という言葉しか見つからない。

人は想像力はどうやって身につけていくんだろうかと考えてみたが
そんなことを考えることさえ無駄な気がしてきた。
想像力を身に付けるために特別な訓練など要らないだろう。
人間として生まれ、人間として生きていけば、自然と身に付くものだし
逆に言えば、想像力がなければ、人間は生きていけない。
想像力の欠如は、「致命傷」となる。

日本はもう7年も、想像力が著しく欠如した人に国の舵取りをさせている。
つまり国に「致命傷」を与えているのが誰なのかはっきりしているのだ。
昨日の突然の休校要請のニュースは
この国の存亡の危機を知らせるニュースだと私はとらえた。

この国のリーダーは、どういう人生を送ってきたのだろうか。
想像力を持たずに人間の暮らしができるってどういう人なのだろうか。
私には全く理解できない。
そして、そんな人がリーダーにふさわしいと思う人も全く理解できない。

この国のリーダーは、トップとしての資質どころか
想像力という人間に備わっているはずのものが欠如している。
そうして、そういう日本のリーダーによって
放射能やコロナウィルスが世界中にばらまかれようとしているのだから
日本だけでなく世界に危機的状況が迫っている状況を
私は想像したのである。