いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

全国一斉休校の先にあるもの

息子の小学校は、今日から休校。
当然のことながら、給食はなく
お昼ごはんも家で食べる。

夫は今日から勤務時間が変更に。
これも学校休校のあおりである。
夫の職場の給食もなくなり、夫は今日からお弁当持参である。

つまり、学校休校のあおりで
私は、夫のお弁当を作り、息子のお昼ごはんを作ることになった。
平日の家族の食事が一食増えるだけで
食材の買い物も増える。

昨日、今日と買い物に行って気付いたことは
いつもより買い物客が多いこと
そして、どの人も買い物かごいっぱいに買い物していることだ。

これを見て、私はかなり不安になった。
学校休校により、大人も仕事を休む人が増える。
それも一部ではない、日本全国でだ。
日本のサプライチェーンは一体どうなってしまうのだろう。

中国は、湖北省武漢を封鎖しても
中国国内経済は循環してたから
湖北省以外から物資を運び込めた。

だけど、日本は、日本全体を休校にした。
日本封鎖の第一弾である。
でも、これって中国とは比較にならない。
日本全体を封鎖したとき、一体日本はどこから物資を運び込むというのだ。
これでは日本全体が動かなくなると想定して
トイレットペーパーやティッシュ買いに走る人がいても
ちっともおかしくはないのだ。

スーパーで買い物しながら、だんだん怖くなってきた。
野菜を、お肉、お魚を、お米を生産している人が休業し
缶詰やパンやお菓子の生産工場が人手が足りず休業し
紙類や洗剤などの日用品の工場生産がストップする
可能性もなくはない。
そのときの混乱を何となく想像してしまうから
やたらに誰もが買いだめしているように見えてしまう。

日本全体を休校することは
日本全体の食品や日用品、それこそ、
電気ガス水道のライフラインだってスットップしてもおかしくない。
人手不足で鉄道やバスの公共機関の本数が減ったり
警察や消防の手も減り、治安の悪化につながってもおかしくない。

日本は、武漢とは違う。
日本の供給元は日本しかないというのに。