いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

頭が爆発

小学6年の息子の口の悪さが止まらない。
自分の中のイライラ感を思いっきり外に出す。
悪口をぶつけられるとこちらもイライラする。
ときに我慢できなく、そういうことを言ってはだめだと
彼を怒ったりしながら、だめだだめだと思う。
これは、息子が成長している何よりの証だ。
心と体が急激に成長する時なのだ、と自分に言い聞かせる。

こういう時が自分にもあったなと思う。
何もかもが癇に障り、何もかもに不満を覚える。
何なんだ、この世界と思ってしまうときがあった、あった。

以前、知人が言っていたことを思い出した。
思春期のときの子どもたちの頭の中は爆発しているのだと。
前頭葉が爆発を繰り返すから、イライラするのだと。
車のエンジンが爆発しているイメージだろうか。

これを思い出してから
息子がイライラして当たり散らす時
息子の頭の中を想像する。
彼の脳は、今、爆発を繰り返しているのだ。
そして、未来へと向かうエネルギーに満ちあふれているのだ。

おー、おー、今頭が爆発しているよ、よしよし。。
と息子に声をかけてみたら
彼が、にやっと笑う。
きっと自分でもしっかり自覚しているのだろうな。