いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

革命は遅れてやってくる

スマホは、世の中を大きく変えたらしい。

私が本格的にスマホを持ったのは、ついこの間、一年ほど前のこと。
それまで、私はずっとガラケーのままだった。
周りの人がどんどんスマホになって行くのを尻目に
私は、ガラケーであり続けた。
便利なのに、、とか、まだラインやってないの?。。とか
そんな周りの言葉をものともせず
それでもガラケーだったのには、ちゃんと理由がある。
それは、最初のiphoneのユーザーだったからである。

10年ほど前、ガラケーからiphoneに変えて
衝撃だったのは、無駄に料金が高いことだった。
スマホを持つ理由に
便利だからとか、時代に乗り遅れるからとか
私には、そんな理由はない。
理由はただ一つ、維持費が高いか安いかだけだ。
だから、当然のごとく、数ヶ月で解約し、ガラケーに戻したという経緯があるのだ。

あれから、あれよあれよというまに
あれだけ高かったスマホの通信料も
普及するに連れて、値下がりし
そのうち格安スマホなるものも登場した。
私が、スマホを持たない理由がなくなった。

昨年、長女が大学に合格し、ひとり暮らしをすることになった。
彼女との連絡手段をラインにすることにし
私はとうとうスマホを手にしたのである。

それでもやはり値段優先。
値下がりしている型落ちのiphone7をappleで購入し
もちろん格安スマホで通信契約。

毎月1000円弱でスマホを維持できる日がくるなんて。
最初のiphoneのときは毎月10000円ほどの通信費がかかっていたのだから
なんと10分の1だ!!
すっ、すごすぎる。
おまけに、なんと便利なこと。
スマホの技術の進歩ぶりに驚愕した。

新しいもの好きではなく
安いもの好きの私のところには
生活革命はいつもこうして、遅れてやってくるのである。