いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

貧乏くさい

今朝、鏡に映った自分の姿を見て思う。
あーー、なんかビンボーくさい。

そこにあった自分の姿が
化粧もせず、地味な服だったから、、というワケではない。
なんか、自分の中の奥にあったものが
にじみ出てきた感じ、、

年を取ると、性格が顔に表れるというが
あれは本当なんだなと最近思うようになった。
笑っている人は目尻に笑い皺が刻まれるし
怒りっぽい人や不機嫌な人は
眉間やおでこにしわが刻まれていって
そうして人の顔は作られていくから。

心の癖みたいなものは
肉体にどんどん記憶されていく。

だから、今朝私が自分の姿の中に感じた
ビンボーくささは
自分の心の癖が表面に表れ始めたということかもしれない。

もったいないという気持ちが
ちょっとしたケチにつながって
それが行動になる。

例えば、服を買う時、まずは、値下げされているものを見に行くとか
例えば、料理をする時、材料の分量をちょっと少なめにするとか
例えば、子どもに服を買ってあげるときに、すぐに小さくなるのだからと
デザインより値段で選ぶとか。。

ここで気付いた。
貧乏くさいってそういうことだったのか!!

政治家や官僚、大企業の経営者
今話題のサービスデザイン協議会、電通パソナのあの面々。
彼らが、どんなにいい身なりをしていても
どんなに偉そうな態度をとっても
にじみ出てしまう品のなさ。
あれこそが、究極の『貧乏くさい』だ。

いかに自分の懐を痛めることなく
長年にわたって、国民の税金をかすめ取ることを考えて
行動を繰り返せば、あんな姿になるのは当たり前だよなあ。

なんだ、私の貧乏くささなんて、かわいいもの!!