いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

新聞と新聞紙

インターネットの隆盛で
新聞の購読者数は右肩下がりのようだ。
新聞社はデジタル化に力を入れているようだけれど
我が家は未だペーパーの新聞を購読している。
毎朝、ポストに配達された新聞を取りに行くところから
我が家の一日は始まる。

今はネットでいろいろと情報を得られるし、新聞なんて要らないんじゃない?
デジタルのほうが古紙が出なくていいんじゃない?
なんて声もあるだろうが
たぶん、まだ紙の新聞を購読するだろうと思う。

新聞を購読するのは、新聞を読みたいからなのだけれど
もう一つ理由がある。
それは、読んだ後の新聞紙。
こんな便利な紙が他にあるだろうか。。

シューズボックスやキッチンのシンク下の棚に敷けば、脱臭除湿。
濡れた靴を早く乾かしたいときには、丸めた新聞紙を靴に詰めれば効果絶大。
ごぼうなどの野菜を新聞紙に包めば、良好に保管できるし
新聞で袋をつくれば、ごみ箱にもなる。
ごみ箱に新聞紙を敷けば、ごみ箱は汚れないうえ、ごみの処理が簡単。
子どものお習字の時には、新聞紙の上に書き上がった半紙を並べて乾かせる。
新聞紙の用途をあげればキリがない。

除湿剤として、脱臭剤として、保管袋として
ゴミ袋として、掃除用品として、、
家の中での多彩な才能を発揮する新聞紙。

プラスチック削減による世界的な動きで、レジ袋も有料化。
我が家では、新聞紙の存在感が日に日に大きくなっている。

新聞紙の用途が広がり
新聞紙の便利さに浸るうちに
あれれ、新聞購読の理由が逆転してきたみたいだ、、と
新聞紙のゴミ袋を作りながら、時々苦笑いしている。。