いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

若い人の力

今日は、久しぶりのいい天気。
洗濯物を思う存分ベランダに干して
気持ちいい朝を迎えました。

気持ちいい朝ついでに
窓を開け放って、掃除をしていたら
思わず、扇風機まで掃除したくなりました。

分解してみると、枠や羽根に
べたついたホコリがびっちりついていました。
この梅雨の湿度の高さを
あらためて実感しました。

さて、気持ちのよい朝には、気持ちも若返ったような気になります。

今日は、若い人について考えたことを書いてみたいと思います。

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少子高齢化、はたまた、超少子高齢化と言われるようになって
どのくらいたったのだろう。

何も解決しないまま、日本社会は
今もこの少子高齢化現象の中を、過激に突っ走っている。

私は、団塊ジュニア世代で、この国で最も人口の多い世代だ。
現状のまま、なんの有効な施策も打ち出せなければ
私が高齢者になるまで、つまり、今後30年にわたり
間違いなく、この国は、少子高齢化の一途をたどり続ける。
同時に、老人の介護や医療という福祉サービスは肥大化し続ける。

お年寄りが大勢で、若い人が少ない国において
貴重な資源は、なんだろう。
それは、若い人の力!!
彼らは、国の宝なのである。
そう、若い人はすべて国宝なのである。

だから、私は、おかしいと思う。
この国宝である若い人の力を
老人の福祉サービスの労働力として消費するこの国のあり方が。

高校や大学で福祉関係の学科をつくって、若者を学ばせる。
専門学校で福祉関係の資格を若者に取らせる。
これは、国による、福祉サービスの人材確保政策である。

もちろん、福祉の仕事は大切だ。
福祉の仕事を自ら希望する若者がいることも知っている。
でも、一方で、生活のために、お金を得るためにとの理由で
福祉の仕事につく若い人たちもいるはずだ。

福祉の仕事は、若者である必要性などどこにもない。
それなのに、早ければ、なんとまあ、10代半ば、
キラキラ輝く人生の真っ只中の高校生から
福祉サービスを学ぶなんて制度がこの国にあるのは
明らかに、国が意図的に若者を労働力として搾取したいからだと、私は思う。
少子高齢化社会で、この国がとっている政策は
若い人を福祉サービスの労働力として、市場に供給することだけだと、私は思う。

若いときの溢れんばかりのエネルギーや
若さゆえの発想力や思考力や想像力を
もっともっと解き放してあげたいと、私は思う。

彼らに好きなことを好きなようにさせてあげる。
たとえば、20代30代は挑戦の時期だとして
ベーシックインカムなど生活を保障してあげて
彼らの潜在的能力を引き出す期間にする。

少子高齢化のこの国だもの
若者のベーシックインカム予算など
老人の年金予算と比べても、足元にも及ばないほどちっぽけだろう。
それ以前に、若い人は国宝なのだから、税を投入することなんて当たり前。

なのに、なぜ、これが、できないのだ。
それは、この国の政治がお年寄り優遇で
政治家が、老人ばかりだからである。

だから、若い人、選挙に行こう。