この手の本はこれまでも読んだことはある。
けれど、ちっとも記憶に残っていない。
読んでいる時は、なるほど、ふむふむと膝を打ちながら読み
自分でも真似をしてみようと思うのだが
しばらくたつと、すっかり忘れ
すっかり板についた凡人の習慣で生きている。
そうして、本の内容などすっかり忘れてしまう。
だから、ときどき、思い出すようにこの類の本を
手に取りたくなるのかもしれない。
頭のいい人に近づきたいという願望が
いまだに自分の心の奥底にあるのだろうと思うと
おかしくなる。
これまでのように、本の内容をすっかり忘れてしまわないうちに
本著に書かれていた頭のいい人の習慣のうち
取り入れたいことをいくつかピックアップしておこうと思う。
1.強気のふりをする
2.よく寝る
3.見た目を大切にする
4.飽きっぽいことを知っている
これなら、凡人の自分にでも真似できそうだ。
そのほかは、やはりちょっとハードルが高い。
「空気は読まない」や「ニコニコしながら主張する」や
「周りにいる人たちを虜にする」なんて
凡人が習慣に取り入れるとか真似するなどという
レベルではない気がする。
頭がいい人ってすごいなとただただ思うのみ。