子どもがけがをすると、その痛みが伝わってくる感じ。
これって、母親になってわかったこと。
例えば、夫がけがをしても、痛そうだなと思っても
肌感覚としてびりびり伝わってはこない。
頭の中で感じる痛み。
それに比べ、わが子がけがをすると、まるで自分がけがをしたかのような
気持ちになる。
痛くて、ひりひりして、じんじんして、、
頭ではなく、体が感じる痛み。
自分のからだから生み出した子どものからだは
どんなに子どもが大きくなろうが、いつまでもどこかでつながっているのだと思う。
子どもだけでなく、大人にだって、人間すべては
母親の体から生み出されたものである。
当たり前だけど、すべての人には母親がいて
その母親にも母親がいてその母親にも母親がいる。
もし、自分が自分のからだに傷をうけたとしたら
その傷は同時に母親の傷にもなる。
他人の体を傷つけるということは、本当に罪深いことだと思う。