いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

無職は暇なのか

フルで働いていた仕事をやめ

今は、社会的「無職」主婦生活を営むワタシ。

 

無職主婦生活を始めたころ

よく、こんなことを聞かれた。

「昼間、何やってんの?」

 

そうして知った。

 

正直に

「日がな一日家にいるよ~」

と言ったら

 

「暇じゃない?」

「退屈じゃない?」

「いったい、家で何するの?」

 

と、即座に、パンパンパンと矢が放たれることを。

 

自由な時間、ひとりの時間=暇

自由な時間、ひとりの時間=無職主婦

ゆえに、無職主婦=暇

 

この強力な三段論法によって放たれた矢に

最初の頃は、射貫かれたりして、結構痛かった。

さすがに、今では、その矢をかわすすべを覚えたけど。

 

でも、考えてみれば

仕事をやめて、日がな一日家にいる今より

仕事をしている時のほうが

「暇」な時間が多かったように思うのだ。

 

ワタシが働いていた職場は

とてつもなく忙しい時期と

とてつもなく暇な時期があって

その差がとんでもなく激しかった。

 

とんでもなく暇な時は

勤務時間が終わるのを待つのが

今日の仕事です!みたいな日だってあった。

 

ただ、ひたすら、時が過ぎるのを待つ。

あの暇は、心底、ホントにつらかった。

 

今のワタシの目の前にある時間は

時が過ぎるのを待つ「暇」な時間ではない。

無職主婦生活、暇では、ないよ。