いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

冷凍餃子にかんぱい

手抜きしたい

楽したい

なんなら、誰かに作ってほしいと思い続けて幾星霜。

アラフィフになっても

料理は、好きでも、得意でも、上手でもない。

 

味付けは、定まらず

みそ、しょうゆ、砂糖、塩、酢、ソース、マヨネーズ、ケチャップ以外の

調味料は、うまいこと使いこなせない。

中華系は、〇〇の素みたいなもののお世話になっている。

チルド食品頼みのときもあるし

お惣菜に身をゆだねるときもある。

 

それなのに

冷凍食品だけは、なかなか食卓に迎え入れることができなかった。

それは、家族の健康を考えてとか

料理は、手作りでなきゃなんて

そんな殊勝なものではなく

たぶん、単なる、ちっちゃなプライドと自己満足。

 

さて、年を重ねてくると

そんなプライドや自己満足もだんだんと薄まり

数年前、とうとう、食卓に冷凍食品を迎え入れることとなった。

選ばれしは、味の素の冷凍餃子。

 

フライパンに餃子を載せ、火にかけ

羽根が生え始めたころ、あ、負けたかも、と思った。

 

食卓に出し、口に入れたとき

負けた、、と思った。

 

餃子をほおばる家族の顔を見て

完敗だと思った。

 

以来、我が家の餃子は、味の素が担当してくれることとなった。

 

これにより

手抜きしたい、楽したい、誰かに作ってもらいたい

というワタシの願いが、一部成就した。

 

冷凍餃子に、乾杯!!