いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

歯槽膿漏の教訓

歯ぐきから膿が出た(泣)

 

歯並びが悪くて、歯周病持ち。

磨き残しがあれば、歯茎の状態はすぐに悪くなる。

悲しいかな、最近では、加齢も影響しはじめて

疲れや寝不足、ストレスなどで

あっという間に、歯茎の状態が悪くなる。

 

歯周病で、歯を失うのが怖すぎて

3か月に一度の歯医者さんの定期検診は欠かさない。

毎日の歯磨きだって

歯ブラシに歯間ブラシ、フロスにデンタルリンス

総動員で歯周病と戦ってきたというのに。。

 

ちょっと、油断したのだ。。

ここのところ、歯茎の調子がいいことに。

フロスのストックが底をついたのに

ドラッグストアに買いに行くのが面倒で

3日ほど、フロスを使わなかった。。

たぶん、それが原因。。

 

ここまで歯茎が悪化したのは初めてで

びっくりして、心配になって

あわてて、いつもの歯医者さんに予約を取った。

だけど、一方で、ヘンに感心したことがあった。

歯槽膿漏」って言葉は

本当に、字面通りなんだと。。

 

歯槽膿漏歯周病っていうようになったのは、いつからなんだろう。

歯槽膿漏」って言葉は、響きも漢字も、どこかおどろおどろしく

そんな病気になりたくない、、って感じ。

対して、「歯周病」っていうと、ちょっとスマートで軽い感じがしてしまう。

 

そういえば、歯磨き製品のテレビコマーシャルなんか

ついぞこの間まで、歯槽膿漏歯槽膿漏なんて言ってた気がするが

いつの間にか、歯周病歯周病って言い始めた。

この世から、膿漏はなくなったのかと思えば

もちろん、そんなことはないわけで。。

 

歯槽膿漏という看板が

歯周病という看板に書き換えられても

中身は、結局同じなのだ。

 

看板がかけ替えられたとき

看板が上塗りされたとき

元の看板の文字を

忘れちゃいけないなと思った。

これを「歯槽膿漏の教訓」と名付けた。

 

「成人病」は「生活習慣病」になったけど

やっぱり加齢が大いに関係する現象に変わりはない。

 

「入国管理センター」は

今でもやっぱり

問題だらけの「外国人収容所」。

 

ロシアの侵攻から逃れ

日本にやってきたウクライナの人たちは

「避難民」と言われてるけど

戦争「難民」だ。

 

原子力発電所」の中身は

核分裂発電所」。

 

そして、日本の「民主主義」という看板は

いまだ、夫婦別姓を認めない。