いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

当事者抜きの二者択一

今朝のラジオで

小学生の柔道の全国大会廃止という話題を

取り上げていた。

 

「廃止に賛成ですか? それとも、反対ですか?」

 

ラジオは、リスナーに問いかける。

 

ゼロか100か

みたいな二者択一問題。

 

こういうとき、若いときのワタシは

 

そりゃあ、賛成に決まってる!

そんなの、反対に決まってる!

 

と、いきり立って

白や黒になっていた。

 

でも、今では、灰色。

 

白でも黒でもない

濃淡のあるグレイの自分が顔を出し始めたら

こういう二者択一に限って

当事者が不在なんだということに気がついた。

 

特に、子どもの問題については

当の子どもたち抜きで

大人の都合で大人が決める。

当事者抜きで周りの大人が決めたことに

今度は、さらにその周りの大人がやいのやいの言ったりする。

 

まず、すべきことは、子どもの意見を聞いて

それを尊重することなんじゃないのかなあ~と思う。

 

大人が、躍起になって

白黒つけようとすると、ろくなことにならない。