いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

オジサン化するオバサン

コロナ禍によるマスク生活が

当たり前になり

ワタシのほぼノーメイク生活も

すっかり板についた。

 

なにしろ、ほぼほぼ、引きこもりの主婦である。

素顔をさらすのは、夫と息子のみ。

日常の外出といえば

近所への買物くらいなので

マスク、メガネ、帽子の3点セットで

人さまに顔をさらすことなく、やり過ごせる。

 

もともと、マスク生活前から

ファンデーション塗って

眉描いて

アイライン引いて、、くらいの

手抜きメイクだったのが

 

最近ではもう

日焼け止めと眉で、ハイ、おしまい。

時には、眉を描かない日もあるていたらく。

 

こうして、メイクをしない日が続き

自分の顔を鏡に写す時間が短くなり

ここのとこ、自分の顔とすっかりご無沙汰していた。

 

さて、昨日。

どこに出かけるわけでもなかったのだが

久しぶりにメイクでもしてみようかという気になった。

 

で、久々に、自分の顔と、ご対面。

 

あれ、なんか、色黒くなってないか~

あれ、なんか、肌くすんでないか~

 

と、鏡の中の自分の顔をじっくり見て

ぎょっとした。

 

ほっ、、頬の産毛がすごいことになってる。。

 

ファンデーションを塗らなくなって

顔の産毛のことを忘れていたのだ。。

 

あわてて、顔ぞりして、これまた、ぎょっ。。

若いときは、こんなに産毛、生えてなかったのに。。

これじゃあ、まるで、毛の薄いおっさんみたいではないか。。

 

そういえば、、と思い出した。

 

20代後半、骨折をして、入院した時のこと。

そのとき、同室に

70歳手前くらいのおばあさんがいた。

その人は、化粧品のセールスをしているらしく

ちょっときれいな感じの人で

入院しているというのに

毎朝必ず、化粧をしていた。

 

やっぱ、美容関係の人は

年をとっても、プライベートでも

入院している時でさえ

化粧をするのだなあ、、と感心して見ていたら

 

そのおばあさん、

毎日、化粧をする前に

必ず顔ぞりをしていることに気が付いた。

 

その頃、顔ぞりなんて

めったにしなかったワタシは

 

毎日、顔ぞりするほど、産毛がのびるなんて

おじさんみたいだ。。

と、こっそり思ってたのだが。。

 

あれから、20数年たった今

自分の身にも、ひたひたと

おじさんが迫りくる恐怖を感じている。

(脱毛器、買おうかなあ。。)