いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

朝読のミイラ取り、ミイラになる

 

中学生の長男が

学校での朝読の時間に読むのに

適当な本がないかなあとネットで探していたとき

この本を見つけた。

 

普段は、マンガばかり読んでる息子。

 

彼が、小学生の頃、たまには、本を読んでほしいと

「これなんか、おもしろいんじゃない?!」と本を薦めると

「母が、薦めるのは、字ばかりだ!!」と嫌がられ

(本だから、当たり前じゃないか。。)

 

中学生になった今は

さすがに「字ばかりの本はいやだ!」とは言わなくなったが

思春期あるある、反抗期あるあるで

「親が薦めるものなんて、面白くねえんだよお~」

と自分の顔に思いっきり書きなぐって

そして、しぶしぶ、受け取る。

 

さて、そんな息子なので

この本を読むのも、ずいぶんと時間がかかるだろうなあと思っていた。

おまけに、学校の朝読の時間はわずか10分ほどだし。。

 

ところが、予想外に

彼は、3日ほどでこの本を学校から持ち帰ってきた。

 

読み始めたらとまらなくなり

朝読の時間だけでなく

休み時間や昼休みも読んだのだそうだ。

 

そうして、なんと

「この本、読んでみなよお~」とワタシに薦めてきた!

初めての出来事であった。

 

読み始めたら、ワタシも止まらなくなった。

なんとも、ミイラ取りがミイラになってしまった格好である。

 

いろんな意味で、ワタシの思い出の1冊。

そして、やっぱり、中学生へのおすすめ本である。