いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

背中の大切さ

暑い日が続き

日中もエアコンをつけて過ごしているせいか

ここ最近、肩や腰が、凝り固まっている。

 

そこで、ヨガをやってみることにした。

引きこもり主婦のワタシは

もちろん、youtubeでの一人ヨガである。

 

体が硬いワタシが、ヨガなんてできるのかなあ・・と

思いながら、とりあえず始めてみたのだが

 

これがね、本当に、もう、気持ちいいのである。

 

何が気持ちいいって

太ももの裏やふくらはぎ

肩甲骨や腰まわりを

ゆっくり、じわーっと時間をかけて伸ばしていくのが

これまで、味わったことのない

なんともいえない気持ちよさなのである。

 

そうして、気が付いた

気持ちいい~と思っている体の部位は

すべて背中側じゃないか!

 

肩、腰、太ももの裏、、

背中側は、普段は自分の目で見えない。

鏡に映すなど、見ようとする意志と行動がなくては

自分の背中を見ることはできない。

 

お風呂場の鏡で何気に目に入ったりして

その衰えぶりに、ぎょっとすることもあったりもするが、、

それでも目をそらさず、向き合うには、強い意志が必要なわけである。

 

そして、また、背中という言葉は、体の部位だけを示すものではない。

 

「背中を追う」

「背中を見て育つ」

「背中を向ける」

 

背中は、その人自身

その人の歩んできた人生

その人の価値観や思想、生き様を

表すものだったりする。

 

ヨガをして

背中側を意識することって、体にとってとても大切なんだなと思った。

同時に、自分の心にとっても、生き方にとっても

過去の自分が作り上げた今の自分の背中が

どんな背中なのかと意識して見つめ、振り返り、反省することは

とても大切だと思った。

 

これからは、自分に、たびたび、こう尋ねようと思う。。

 

今の自分の背中は、人に見せられる背中か、、と。