いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

「檻のなかのダンス」鶴見済

 

当たり前を疑う、、と言っても

日々の生活にどっぷりつかっていると

一般的とか常識とか

そんな社会やシステムに都合のよい

固定観念にがんじがらめにされ

何が当たり前なのか、疑うことも忘れてしまう。

 

この本を読んで、思った。

本って、やっぱりすごい。

固くなった自分の頭を

ぐらぐらとゆすってくれるには

やっぱり本が一番だと思った。

 

なぜなら、テレビや新聞の情報は、当たり障りのないものだし

ネット情報が膨大とはいえ、そこから自分が掬い取れる情報は

自分好みのものになりがちで

なかなか自分の頭に強烈なパンチをお見舞いしてはくれない。

 

本著は、1998年出版。

24年も前に書かれた本に

2022年の今になって自分の固定観念

ぐらぐらぐらぐら揺さぶられるし

知らなかったこと、もしかしたら知らなくてもいいことが

盛りだくさんの本で、ちょっとめまいがしそうだった。

 

刺激は強いが、怖いほど本質をつきすぎてる本。