いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

無職の職業七変化

ワタシは、無職の主婦である。

職は無く、資格も無く、収入も無く

これができます!と他人様に胸を張れるようなものも、ナイ。

 

だからと言っては何だが

いつからか、何かをするときは

ひとり、こっそり、心の中で

自称〇〇〇を名乗り、自分を鼓舞して遊んでいる。

 

例えば、、

子どもの送迎などで、車を運転するときのワタシの心の中は

「ワタシは、今、プロのドライバー。お客さんを乗っけて、運転している。」

そんな感じである。

 

月末、家計簿の集計で頭を悩ますときには、凄腕会計士になりきって、電卓をたたく。

 

買い物をするときは、目利きのバイヤーを気取って、物色。

 

勉強嫌いの息子に勉強を教えるときは、カリスマ家庭教師として熱血指導。

 

年末の大掃除の時は、どんな汚れにもたじろがない、お掃除業者  などなど。

 

 

さて、先日、息子が、コロナ陽性になってしまった(泣)

1週間ほどの自宅療養中、ワタシは自称「医療従事者」として任務遂行。

息子は、無事療養期間を終了し

そして、ワタシは、誰にも見えない白衣を脱いだのであった。。

 

息子が学校に復帰した日。

ホッとしたのと、疲れが一気に押し寄せて

登校する息子の背中を見送りながら

ワタシは、ひとり、心の中で固く誓った。

今日は、絶対、本物の無職のままでいるぞ、、と。