いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

スーツの買い時

2022年、暮れも押し迫った、、どころか

2023年がすぐそこに見える12月末のこと。

 

帰省した大学生の娘を連れて

4月からの就職に備えてのスーツを買いに行った。

 

スーツを買うのは

縁起の良い初売りがいいのかなあ、、

初売りのほうが、値段が安くなってるのかなあ、、とも考えたが

娘の予定では、空いている日がその日しかなく

この年末のあわただしい時期に

新しいスーツを作るって、、とちょっとモヤモヤした気持ちを抱えながらも

それでも、いそいそと出かけたわけである。

 

某大手スーツ量販店に向かうと

店内に、お客さんは誰もいなかった。

あーー、やっぱりね、、と思ったのも束の間

これが、逆に、とーーーっても、よかった。

 

お客さんがいないので、店員さんは

娘にかかりっきりで丁寧に対応してくれるし

分からないことも、ひとつひとつ、親切に教えてくれた。

 

もし、お客さんがいっぱいで店員さんが忙しそうだったら

いろいろ尋ねたいことがあっても

なんか、今は悪いよね、、と

店員さんに質問しにくくなる。

 

また、お客さんがたくさんいる中で、質問すると

えっ、あの、おばさん、そんなことも知らないの?

聞き耳を立ててる人がいるかもしれないと疑心暗鬼になりがち。

(ただの、自意識過剰だ)

 

けれど、その日は、お客さんがいない。。

これは、しめた!!とばかりに

いろいろ聞いて、いろいろ教えてもらったというわけである。

 

で、、

最後に、やっぱり、聞いてしまったよね、これを。。

 

「今日より、初売りのほうがお安くなるんですか?」

 

そうしたら、店員さんが、あっさりこう答えるではないか!

 

「初売りも同じお値段ですよ~」

「初売りの時は、福袋を用意するので、お客さんが多いんですが

その福袋、あんまり大したもの入ってませんから、、ははは」

 

年末に来た客に、まさか、こんな種明かしまでしてくれるとは。。

(本当のところは未確認)

 

心の中で、思わず、こうつぶやきました。

「次にスーツを買う時も、年末にうかがいますね!」(ちょろい客である)