庭に小さな柚子の木があって、今年はたくさん実をつけた。
色づきが早く、すっかり黄色くなった。
これまでは、ちょうどいい頃に色づいていた。
ちょうどいい頃とは、12月の冬至の頃。
冬至だからということで、柚子は全部ゆず湯として使っていた。
うちの母にそれを言うと、なんてもったいないといつも言う。
しかし、ワタシは、料理に関することはもったいないよりめんどくさいが上回るので、ゆずはゆず湯のためにあるとばかりに、母の意見は完全にスルーしていた。
しかし、今年はこれまでとは状況が違う。
冬至までまだひと月もあるのに、柚子は完全に仕上がってしまった。
もちろん冬至を待たずともゆず湯にしていいわけだが
冬至の日でもないのにゆず湯にしていいのかと
なぜかこんなところで急にもったいない精神が発動してしまった。
ということで、ゆずごしょうを作ってみることにした。
ネットで分量を調べて作り始める。
まず柚子の皮をおろし器でおろす。
そこに、唐辛子と塩を混ぜる。
それを瓶に詰める。
はい、終わり。
えっ、なんだかあっけなく終わってしまったぞ。
これなら、今までも作ればよかったと過去分のもったいないまで押し寄せてきた。
さて、ゆずごしょうを作った後には、丸裸にされたゆずの実が。。
すると、今度は、めんどくさいという気持ちがむくむくと沸き起こる。
しかし、このまま処分するには良心が痛むので、めんどくさいのをわきに押しやり、とりあえず果汁を絞って製氷機に入れて凍らせた。
こうして、めんどくさいともったいないのはざまで、ゆずごしょうは完成した。
2週間後、おいしく仕上がっていますように。
