ここ最近、手の爪を赤ちゃん用の爪切りハサミで切っている。
昔からネイルにはほぼ興味がない。マニキュアも時々塗りたいなと思うこともあるが、お米を研ぐ時に剥がれたらと想像するとあまり塗る気もしない。爪を切るのは伸びるから仕方なくであって、綺麗にしたいという気持ちも薄く、それよりも切った上にさらにヤスリで研がなきゃならないなんて面倒臭いとさえ思っている。
そんなある日、伸びた爪をいつもの爪切りで切ろうとしていた時、ふと娘が赤ちゃんの時に使っていた爪切りハサミがまだあるのを思い出した。小さくてかわいい赤ちゃん用のハサミで、アラフィフおばさんの爪を切ってみた。左手は上手に切れたが、右手は少しガタガタ。けれど、小さくて短くて丸っこい小学生のような純朴な(手入れしてないともいう)爪を持つアラフィフのワタシには、あら不思議、25年前に買った赤ちゃん用の爪切りバサミがめちゃくちゃしっくりきた。切った後もヤスリで研ぐ必要を感じないほど滑らかで(あくまで美容ズボラの個人的感想です)、以来このハサミを好んで使っている。
まさか、赤ちゃん用の物をアラフィフの自分が使うことになろうとは。。けど、人間死ぬ時には赤ちゃんに戻るともいうし、ワタシもご多分にもれず一歩ずつ着実に赤ちゃんになっていっている。赤ちゃん用の物を捨てずに取っておいてよかったなと思いながら、今日もその小さなハサミを手に取ったのであった。。