いのしし日記

ワタシノトリトメナイハナシ

わが青春の東急ハンズ

昨日、渋谷の東急ハンズが閉店するというニュースを見た。

初めて東急ハンズに行った時のことは、今でもよく覚えている。東京近郊の大学に進学してすぐに、地元の友達に渋谷に遊びに連れて行ってもらった。その彼女が買い物をしたいというのでついていった先が東急ハンズ。ハンズの名前は知っていたけど、この世の中にこんな巨大な雑貨屋さんが存在しているとはと本当にびっくりした。階段を登っても、登っても、すべてのフロアに尽きないほどのいろんな種類の日用品や文房具や雑貨があふれている。地方の文具屋さんで十分に満足できていたワタシに、こんな世界があるのだよと教えてくれたのが東急ハンズであった。

以降、渋谷に行けば、何の用もないのにハンズでぶらぶらした。見て回れば、あれもほしい、これもほしいとなる。けど貧乏学生にはそんな余裕はないので、付箋をひとつ買い、ボールペンをひとつ買いするくらい。それでもハンズで買い物をしている自分という図柄に酔いしれてしまうほど、東急ハンズはワタシの大学生活の1ページを飾ってくれた。

こうして当時のことをあざやかに思い出せるのに、ハンズも年を取り、ワタシも年を取った。年を取るのが嫌だとはあまり思ったことがなかったけれど、年を取ると寂しくなるってこういうことかなとちょっと感傷的になってしまった。