いのしし日記

ワタシノトリトメナイハナシ

初代王者ピコラ

スーパーで特売の「ピコラ」を見て、懐かしいと思わず買ってしまった。

小学生の頃の遠足のおやつといえば、ワタシにとってはこのピコラ。当時、チョコレートというものはどろどろに溶けるものであった。だから、遠足にチョコレートを持っていくなんてありえなかった。しかし、ピコラは、内側のチョコレートをクレープ生地で包んでいる。中のチョコが溶けても手に持って食べることができた。チョコ好きのワタシにとって、ピコラは遠足のおやつとしてなくてはならないものとなった。こうしてピコラは、ワタシのチョコが溶けても手に持って食べられるお菓子初代王者として輝かしく君臨したのである。

ところがである。祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響きあり~ということで、その後、次々と、チョコが溶けても手に持って食べられるお菓子が出現する。トッポ、コアラのマーチ、プッカ、チョコあーんぱんなどなど。新しく発売されるお菓子に目移りし、トッポの触感に夢中になり、コアラのマーチの絵柄を楽しみ、たまにはプッカやチョコあーんぱんを買い求めたりして、気づけば、ピコラは王座から陥落していた。

久しぶりに食べたピコラは、やっぱりピコラの味がした。そうこれこれ、このクレープ生地のサクサク感がいいのだよと思いながら食べていたら、あっという間に箱は空っぽに。その瞬間、初代王者の貫禄をまざまざと感じたのであった。