いのしし日記

ワタシノトリトメナイハナシ

無臭の人

夫はあまりにおいがしない人である。たぶんほかの男性に比べると断然においがしない。夫は現在アラフィフだが、世にいう加齢臭というのもあまり感じない。どちらかというと、夫よりワタシのほうが加齢臭を発しているかもしれない。だから、ワタシは夫のことがうらやましく、彼のよさは無臭であることだとずっと思ってきた。

なのに、夫はここ最近、香水をつけるようになった。夫は、自分が無臭であるがゆえににおいに人一倍敏感である。鈍感なワタシはそんなこと全く気にならないのだが、夫はわが身からなにかしら加齢臭のようなものを嗅ぎ取っているらしい。で、においで人に迷惑をかけてはいかんということで、女性もののほんのりとやわらかい匂いをまとうようになった。

アラフィフ夫の自分磨きの努力も洒落っ気も人への配慮もすべて認めよう。だけど、ワタシは無臭のほうが絶対いい。