好きなことは何ですか?
得意なことは何ですか?
はっきり言おう。
特にありません。
けど、人前では何かと取り繕う。
特に知らない人の前では。
入学試験や就職面接の時は
あらかじめ受けのよさそうな答えを用意しておいた。
では、どんな質問なら、用意せずとも答えられただろうと
今更ながらに考える。
うーむ、これはもう逆しかない。
好きなものじゃなく嫌いなもの
得意なものじゃなく苦手なものなら
次から次に答えられそうだ。
これは、きっとワタシに限ったことではないはず。
なぜなら、好きなものや得意なことが特になくても
嫌いなものや苦手なものは絶対みんな持っている。
その人を形作るものは
好きなものや得意なものではなく
嫌いなものや苦手なものなのかもしれない。
人間は 嫌いなもので できている。
それなら質問は、長所と短所でよくないか?
という答えが聞こえてきそう。
いやいや、それではだめだ。
長所はもちろんのこと
短所もまたあらかじめ用意しがちなものだからである。
短所と言われれば
裏返せば長所となるものを必死に探そうとする。
悲しいかな、これが日本の学校教育の呪縛である。
ゆえに、その人の本質を知るには
嫌い、苦手というような
直接的な言葉を使って本音を引き出すことが大事ということになる。
さて、当時のワタシは、面接でこういう直接的な質問を受けたことはなかった。
今は、どうなんでしょ。
何はともあれ
好きなことや得意なことが特になくても
まっ、いいかという結論に達したのでありました。
