いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

義母 ◯子 さん

義理の母、つまりは、主人の母は、結構めずらしい名前の持ち主
その名前の持ち主を、私は彼女しか知らない

◯子さん。

◯の部分には、月並みな漢字がひと文字入るんだけど、
よく「なんてお読みするんですか??」と訊かれるみたい。
いやいや、そのまま読んで結構なんです。
けど、なんとなくめずらしいのよねえーー

私の義理の母になって、はや11年の◯子さん
また、性格も特徴的(こんなこと書いたことわかったら怒られるかなあ
ここまでせっかちな人間を、私は彼女しか知らない。

もう、ホントにせっかち
思い立ったら、すぐ行動
バイタリティーがあるのはいいんだけれど、それを周りにも押し付ける癖がある。
「もう、ほっんと、押しつけはやめてよね」と何度思ったことか。。

せっかちなのは、手も口も
思ったことは、すぐ口に出る。
よく言えば正直悪く言えば。。。

「実の母親にさえ言われたことないことを、どうしてこの人に言われなきゃならないのよ
と何度思ったことか。。

◯子さん、イノシシ年生まれだけに、猪突猛進でぶつかってくる
しかーーし、対する私もイノシシ年、猪突猛進で対抗だわ
ネズミ年の主人は、このイノシシふたりに囲まれて気苦労が絶えないわけね

けれど、義理の母、娘関係も11年も経てば、お互い妥協して
ぶつかることもずいぶん少なくなってきた
◯子さんのことは、けして「好き」ということはないけれど
今では、「嫌いではない」という位置くらいかしら。


このせっかちで、口の悪い、◯子さん、今月1日、めでたく、お誕生日を迎えられました
毎年、少しだけど、「好きな物を買ってくださいね」と
お祝いを渡している。

せっかちな◯子さん。
お祝いが届いたと同時に、すぐにお礼の電話をかけてきた。
「あなたが今は働いてないから(=わが家計の収入が少なくなっていることを気にしている)
私のお祝いは、よかったのにねえ。。」という◯子さん。
(素直にありがとうと言えばいいものを)と思いながら、
私は、こう切り返す
「いいえーー。◯◯くん(=主人の名前)の給料だからいいんですよお

11年も経てば、こーんな軽口をたたけるようになりました。
◯子さんに負けてられませんものね