いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

たい肥作り

見よう見まねで、たい肥作りを始めた。

 

というと、家庭菜園が趣味の人?などと思われそうだが

実際は、まったくもってそうではない。

 

野菜を育てたり、花を育てたりなんて

実のところ、めんどくさい、、と思っている。

植物を愛でる人から白い目で見られそうな

そんな心根の持ち主である。

 

思えば、子どものころから

作ることより片づけることに

どうしても目が行ってしまう。

 

生産活動が生みだす生産物の喜びより

生産活動によって生みだされる廃棄物の心配が

常に上回る。

 

だからか

料理するよりも、皿を洗うほうが、

花を育てるよりも、草をむしるほうが、

部屋をおしゃれに飾るよりも、掃除するほうが

ほっとするのである。

 

なので、時々、人生ちょっと損してるかも??と

思ったりすることがあるけれど

ワタシの頭の中の生産物と廃棄物の関係性は、ずっと固定化されたままだった。

 

そういうわけで、たい肥作りを始めたのも

ひとえにごみを減らしたいという下心。

 

ところが、たい肥作りを始めて

生ごみが自然の力で分解される姿を目の当たりにして

子どものように感動してしまった。

 

なにか、育ててみようかな。。

最近、そう思えるようになったのは

廃棄物(だと思っていたもの)が

ちゃんと生まれかわるのを

この目で実際に確認して

ほっとしたからかもしれない。