いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

隠遁生活の落とし穴

仕事に復帰して、1ヶ月が経った。
ふーーーーー。。
ふーーーーー。。
毎日、うちに帰っては、
ふーーーーー。。
そんな日々が続いている。

育児休業中の3年間、私の頭の中は、からっぽだった。
すべての仕事の情報を意識的にも無意識的にもシャットアウトし
わが家の財政はすべて主人にお任せし、経済活動の一線から身を引き(ちょっとおおげさ??)
隠遁生活を満喫していた。
復帰をすれば、まあ、何とかなるだろうと
のほほんと考えていた。

その考えが甘かった、、

仕事の中身はほとんど変わっていない。
基本的には決まったことを決まったとおりにこなしていく仕事をしている。
だから、わたしは、「何とかなるさ!!」と思っていた。

何とかならないのは、仕事と仕事の隙間である。
私の仕事に対する知識が現状に即しているのかそうでないのか
仕事の方法がスタンダードなのかそうでないのか。。。
決まっている事柄の相互の間にあるそのかすかな隙間に
わたしはこのひと月ずいぶん悩んでいるような気がする。
その隙間がこの3年でどう変わってきたのか
それは、「職場」において「時間」を「共有」しなかったことによる
大きな大きな落とし穴。

書類やマニュアルや同僚からの話だけでは見えてこない
大きな大きな何かである。
その隙間に今落ち込んでしまった私は、時間を共有することでしか
その落とし穴から抜け出すことはできないのだなあと
痛感している。