いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

ただそれだけで、おめでとう

9月18日は、息子の4才の誕生日だった。

誕生日プレゼントは、トミカのやまみちロード。
本格的な大物のプレゼントは今回が初めて。
息子は、親の期待以上の喜びぶりだった。
その様子を見ていて、微笑ましかった。

ケチな私は、ついついひとつのことにいろんなものを詰め込もうとする。
プレゼントを選ぶのだってそう。
実用的なものを選ぼうとしてしまう。

小さな子どものプレゼントでさえ
ただのおもちゃではない。
成長に役立つものを、、などと欲張り
知育玩具に目がいってしまう。
プレゼントの主体はいつしか自分になっている。

他には何も込めない。
ただ、ただ、喜ぶであろうものを。
そう、誕生日だもの。
ただそれだけで、おめでとう。
今回は、そう思ってプレゼントを選んだ。

息子が生まれてきたあの日、ただそれだけで、うれしかった。
なのに、時とともに
あーしてほしい、こーなってほしい
あんなことしないでほしい、こんなことやめてほしい。
親の願望ばかりが強くなった。
ただそれだけで、、、、そう思ったあの日の自分を振り返り
今の自分を反省する。

何も込めない、欲張らない。
そう、ただそれだけで、おめでとう。