いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

リクルートスーツ

今朝、息子をこども園に送る途中に
駅前で、リクルートスーツを着た女の子たちを見かけた。
もう、そんな時期なのかな。
20年前の自分の姿を
懐かしく思い出した。

そう言えば、リクルートスーツって
私が就職活動をしていた20年前と
ちっとも変わらない。
黒か紺のスーツに白いブラウスだ。
この20年で、小学生のランドセルは
カラフルになったというのに。

このスタイルが変わらないのは
学生側の都合ではなく
採用側の都合なのかもしれない。
短期間で人物の個性を見抜くための
人事側の論理だ。
顔かたちは少々違えども
似たような衣服で身を包むことで
いったん個性を封印させる。
没個性の中から、態度や言葉で
違いを判断する事が、買い手側にとっては
もっとも効果が大きいに違いない。

とするならば、別にリクルートスーツである
必要はないんだよね。
同じ服を着ていればいいのだから
作業着だって、体操服だって
ドレスだって、羽織袴だって
何だっていいわけだ。
全員、全身タイツで、面接!!
なんて、きっとおもしろいのになあ。。