いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

しかめ顔と笑顔

新しいドラマの季節となった。

今秋始まったものの中から
おもしろそうだなあと思うものを選んで
見ている。

その中でも、絶対見ようと決めていたものが
「運命に、似た恋」だ。
斎藤工が出演しているからでないよ。
原田知世が出ているからだ。

いつまでも変わらない彼女の雰囲気は
とてもステキだ。
私より年上のはずだけれど
あの透き通ったきれいな声は
奇跡に近いとさえ思う。

だって、40数年声を出していれば
もう、もう、そりゃあ
声だって汚れてます。
それなのに、彼女のあの声。。

そしてまた、このドラマを見て
彼女の魅力を再発見した。

シングルマザーで働き詰めの役だから
シーンのところどころに
彼女の不満げなしかめ顔が映る。
それは、年齢相応で現実的で
その辺にいるおばさんと
ほとんど変わらない。

だが、幸せそうなシーンになると
一転、信じられないような可憐な笑顔になる。
年齢を忘れさせる非現実的な笑顔だ。

そう、この現実顔と非現実顔。
彼女のしかめ顔と笑顔は
演じる彼女の大きな魅力である。