いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

品定め

毎日の買い物に行くお店では、
値段や賞味期限、消費期限
それに原材料などをチェックしながら
買い物をする。

お店ごとに、品揃えも違うし、値段も違う。
チラシを見ながら、店内をぐるぐる回る。
家計にも体にも優しいものを
探しまわる毎日だ。

品物のチェックはもちろんだが
もう一つ、大切なことがある。
それは、そのお店で働く人の「品定め」だ。

お店によって、店員さんの雰囲気や質が微妙に違う。
また、店員さんのパーソナルが
接客態度に往々にして表れる。
これを観察して、店員の質を見分けるのは
日々を少しでも気持ちよく過ごすために
絶対に欠かせない。

接客態度に難ありの店員さんに対して
苦情を言って、その態度改めよ!!
などと、めんどくさいことはしない。

対象の店員に対しては
とにかく「避ける」のが
私の手法である。

とにもかくにも、その人を私の世界から
追い出してしまうこと。
かかわりを避けるべく
お店に入った途端
対象の店員の存在場所をいち早く確認し
そこに近づかない。

対象人物がレジ担当だと
割とすんなりことが運べるが
品出し担当の人だと
店内で偶然鉢合わせになったりする。

「うわっ」と思った瞬間
私は、その存在を異界の人と見なし
知らんぷりをする。

こうやって、少しでも
気持ちよく毎日を過ごせるように努力している。

まあ、だけどね
難あり店員さんをいくら避けたところで
本当の心地よさはつかめないのよねえ。
だから、とっても感じのいい
店員さんに出会ったら
私は、すぐさまその人を自分の世界に取り込むのだ。
そして、「次回から、レジは絶対あなたにお願いするわ!!」と
心の中で言うのである。