いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

うみとウミの苦しみ

昨日に続き、バルトリン腺膿瘍になって思ったこと。

再び腫れ、歩くのも座るのもままならず
もう〜、やだあーーと叫び出したくなるほどだったのに
なんと、昨日あっさり解消してしまった。
自壊し、排膿したのである。

痛みはうそかと思うほどに消えてしまい
歩くのも座るのも、普通にできるようになってしまった。
ウミが出る前と後のこの違い。。。
経験した人にしか分かるまい。

ところで、私には、二人の子どもがいるが
どちらも帝王切開で出産した。
なので、俗にいう「産みの苦しみ」なるものを知らない。
今回の膿瘍で、うみの苦しみというものを
ほんの少し味わったように思えた。

そして、なんだかへんだけれど
今まで何となく感じてきた正常分娩でなかったという後ろめたさや
出産の痛みを知らないまま、女性としての生を終えることへの小さな残念感みたいなものがほんの少し解消されたような気がしている。