いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

玄関で足洗う

小5の長男は、遊び盛り。
学校では昼休みに思いっきり
校庭で遊んでいることの証拠に
帰ってくると靴の中に
わんさかと砂が入っている。

帰ってくると靴下を履き替えさせてはいたものの
玄関からリビングまで来る間に
家の中には、ぱらぱらと砂が落ち
家の中がざらざらとしてしまう。

それをなんとか阻止したいと思っていたら
なんと、大河ドラマの「西郷どん」に
ヒントを見つけた。

西郷どんが仕事から帰ってきたときには
上がりかまちに水を張った桶が用意されている!
なるほど!!!!!

以来、息子が帰ってくる時間に
玄関に水を張ったバケツを準備するようになった。

息子は帰ってくると、まっさきに靴下を脱ぎ
バケツの中に足を入れる。
足についた砂がバケツの中で落とされている間
私は、彼が脱いだ靴下を外の足洗い場で洗う。

この一手間で、家の中に砂が持ち込まれる砂の量は
劇的に減った。

何より、暑くなってきたここ最近は
裸足になって、水の中に足を浸す息子の顔に
幸せ感がにじみ出るようになった。

それは、まるで今日一日を無事に終えた
小さな武士のようである。
このひとときが、最近とても気に入っている。