いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

花を育ててごらん


数年前、職場の上司に言われた。
「あなた、ちょっと花でも育ててごらんよ

その頃の私は、転勤したばかり。仕事にも慣れない上に
自分の容量を超える仕事量
職場の人間関係もギクシャク
とっても、ヤな雰囲気をかもしだしていたんだろうなと思う。

その頃、花や植物に全く興味がなかった私は、「えー、すぐ枯らして
しまうから。。。」とかなんとか答えたと思う。

少しは女性らしいことをしてみようと、花を飾ったり
鉢植えを置いたりした時期もあった。
だけどこれがほんと、あっという間に元気がなくなって枯れてしまう
「私と植物は相性が悪いのよね、きっと」でかたづけてた。

でも上司に言われてみて、ちょっと育ててみようかなと。。
しばらくは、やっぱり枯らしまくった。「あーあ、まただめかあ

ところが、そのうち少しずつ、植物の寿命が延びてきたのです。
そうすると、現金なもので、せっせとかわいがるのですねえ

仕事も、人間関係もおなじかもしれない
イヤだ、ダメだって苦手意識ばっかりで、ちっとも前に進まなかったものが
時間をかけて、ゆっくりと、先を急がず、を少しは心がけるようになったかな

写真の観葉植物は、3年前に職場の人からもらったもの。
今でも、大事に大事に育ててます。
(ただお水をあげてるだけなんだけど