いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

回路がつながってゆく

2才4ヶ月の息子
最近、やっと、少しずつ、言葉が増えてきた。

男の子って、言葉が遅い??という通説どおり
我が息子も、2才になっても、言葉がとても少なかった。
それに加え、「あなたは、おとなりの国のひとなの」と言いたくなるような
流暢な朝鮮語らしき発音をする。(何言ってるかわからなーーい
なので、表現したいことが、一番近い存在であるはずの母にも伝わらず。。。
きっと、不満でブーブー言っていたに違いない。
そんな息子を尻目に、のんきな母は、
聞き取れないとはいえ、よくおしゃべりするし、
そのうち、何とかなるんだろうなあーーと思っていた。

「トラック、バイバイ」
2ヶ月ほど前、駐車場に停まっていたトラックに向かって、彼がそう発した。
初めて、言葉が二つ並んだ
それを聞いて感動した母
そして、それ以上に感動したのは、当の本人の息子であった。

言葉がつながった自分の思ったことを表現できた
おおー、なんと、すばらしい
そのときのあなたの歓喜の表情を、母は見逃さなかったわよ

名詞が2こ、3こと並び始めた。
先日は、助詞を初めて口にした。
言葉を聞く度、母が「おっ、おおーー」と感動することを
彼はとてもおもしろがっている。

言葉を使うことで、頭の中を表現しようとしている彼を見ている。
すると、彼の頭の中が見えてくる。
言葉がつながっていくと同時に、彼の頭の中の回路がつながっていく。
「あっ、今、つながった」「おっ、また、つながった」と。