いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

成人の日に

2012年の成人の日。
朝日新聞天声人語にはこんな文が。。。

「人はだれも受け身の形で生まれ、与えられた生を自分の人生として引き受ける。そんな思春期の葛藤をこえ、大人として「身」に「心」を添わせて歩んでゆく。その節目ともいえるきょう、成人の日である。」

高校生の頃のままであったり、
20代の頃のままであったり
結婚したばかりの頃のままであったり、
初めて母になった頃のままであったり、
「身」に「心」を添わせることは難しい。

20才の頃の私が、この文章を読んでも、きっと言葉は素通りしたに違いない。
年を重ねた今、それは、とても、とても胸に響く。
「言葉」は「身=経験」を伴って初めて「心」に響く。

テレビのインタビューに答える新成人は、とても初々しく新鮮だった。
それにも増して、年を重ねて見えるものも、なかなか新鮮だ。
2度目の成人式おめでとう、私。