いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

そんなやつ、やめちゃえ!!

車の運転をしていて、ここ数年気になることがある。
それは、歩道を歩く人たち。

親子で歩いている時、車道側を子供が歩く。
恋人同士で歩いている時、車道側を女性が歩く。

わたしは、これが気になって気になって仕方がない。
小さい頃、誰に教えられたでもなく
複数で並んで歩く時は、弱い人を歩道の内側に。
これが基本だった。
親子でも、恋人でも、兄弟でも、友達でも。
体が小さく、弱い人が内側。
体が大きく、強い人は外側。
常識だとずっと思ってきた。

しかし、今はそんなの関係ないらしい。
おそらく、車にぶつかってけがをすれば、全責任は車にありということなのだろう。
守ってあげる、守ってあげたい、そういう気持ちがどんどん薄れてきているのではあるまいか。
すべては、自己責任。
すべては、平等。
もしかしてその精神の延長線にある風景なのかしら??

危機管理能力なんて大げさにいうけれど、その能力を発揮する場面は
日常にたっくさん転がっている。
なにも、仕事上身につけるスキルではないはずだ。

だから、わたしは、にこやかに彼と歩道を歩く女性に向かってこう言いたいのだ。
「あなた、車道側を歩いてるわよ!!隣を歩く、そんなやつ、やめちゃえ!!」