先日、息子をこども園に迎えにいくと
半袖のちびっ子たちが何人もいた。
ずいぶん暖かくなったもんね。
長袖Tシャツを着せていた息子も
もう半袖でもいいのかもしれないなあと思った。
そう思った母は、そのときまだ
薄手のフリースにパーカーという格好だ。
年を重ねるにつれ、体の冷えは強くなる一方。
その昔、亡くなった祖父が、真夏でも背中にカイロを
していたのを思い出した。
子どもだった私は、その光景を笑ったものだが
今は、それもそう遠い未来の話でもなさそうだ。
30代後半で授かった息子には
どうしても厚着をさせてしまう。
自分の身体感度でこどもの状態をどうしても
推し量る。
上の娘の時は、小さい頃から薄着をさせていた。
保育園の先生から、もう少し厚手のものを着させてくださいと
お願いされるくらいだった。
あのころの私は、今に比べると、まだまだ若く
身体はまだまだ温かかったのだろうなあ。
今のこの40代の体をもつ私に、服の調節をされる息子は
おおいに迷惑に違いない。
これからは、キミの身体感度を信じることにしよう。
いっつも、いっつも
「寒くない?上着着ようか?」と
くどいほどに言う母を
「何を言ってるんだ、こいつ!!」と
思っていたんだろうなあ。