いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

夏休みの課題

長い長いと思っていた夏休みも
あと数日となった。
娘が通う中学校は、2学期制。
だから、9月を待たずして、学校が始まる。

夏休み残りわずかのこの時期の風物詩。
数々の課題に追われる光景。
そんな娘の姿をちらりと見ながら
計画的にすればいいものを、、との言葉を飲み込む。
これもまた、彼女の人生。
がんばれよおーーーである。

あと、数日で再び
私の日常が戻ってくるわあーと
高鳴る胸を抑えながら
ふと、手帳を開いた途端
その喜びは、すーっと消え去った。
そして突如
この夏休みが終わってしまう、どうしようとの
後悔の念に苛まれた。
私は、私自身に、夏休みの課題を与えていたのだ。
それをしっかり手帳に書き付け
臨んだ夏休みであったのだ。
私の夏休みが終わっていく。
あーーどうしよう。

その課題は、以下のとおり。
①キャンプに行くこと
②映画を見に行くこと
③美術館に行くこと。
④バレエを見に行くこと。
⑤お祭りに連れて行くこと。
⑥プールに連れて行くこと。
⑦今年の旅行の計画を立てること
⑧キッチンの換気扇掃除
⑨自主勉強をすること
⑩有意義な読書

まあー、夏休み前、なんて張り切っていたことでしょう。
天気だとか、体調だとか言い訳はやめよう。
クリアできた課題は、わずか3つである。

娘のことを笑っている場合ではない。
我が身を振り返り、この夏の終わりに
慌てて換気扇を掃除したのは、まさかの昨日のことであった。