いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

感謝の言葉

新米をおいしくいただいた、昨日の朝のつづき。。

朝、ごはんを炊いたので、その真っ白いごはんが
そのまま、中学生の娘のお弁当箱に
ぎっしりつめられた。

彼女のお弁当箱の色は、黒いので
新米の目の覚めるような白さが
ひときわ目立つ。
普段、分づき米に麦が入った
少々、茶を帯びたごはんだけに
昨日の白さは、また格別だ。

娘は、本当は、真っ白なごはんが食べたいのだ。
5分づきや、7分づきでない
麦や雑穀もない、全く混じりっけのない
精白米を食したいのだ。
それは、重々承知している。
外食したときや、おばあちゃんちで
でてくる白いお米を見るたびに
彼女が目を輝かせるのを
母が見逃すわけがない。

けどねえ、普段は、健康のために
そうしているんだから。
本当は玄米にしたいところだけど
これでも折り合いをつけて
分づき米+麦にしているんだよなあ。

そして、夕方、学校から帰ってきた娘は
お弁当箱を流しに置きながら
稲刈りをした弟にしみじみとこう言っていた。
「ごはん、おいしかったよ、ありがとう。」
これまで、彼女がこれほど心をこめて
感謝の言葉を述べているのを聞いたことがあろうか!!
まあ、よほど、おいしかったのねえ。

あっ、けど、あのさあ、お弁当作ったのは、私、なんだけど。。
母への感謝の言葉は、その無言のうちにあるということに
しておこう。