いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

紅葉狩り

先日の連休、夫と息子と3人で
紅葉狩りへ行った。
車で2時間ほどの紅葉スポットへ。

その日は、
①連休最終日
②気持ちいいほどの行楽日和
③紅葉の見頃
という、三条件がそろった。
いや、揃い過ぎていた。
ふもとから山頂まで2時間半の渋滞。

途中、運転していた夫をおいて
息子と二人、えっちらおっちら山歩き。
渋滞でもなければ、歩いたりすることもなかった。
なかなか楽しいひとときだった。

そして、山頂に到着。
登り口で引き返していたら
この紅葉は見られなかったのだ。
空腹を我慢し、トイレを我慢して
のろのろと連なる車のイライラ感に
ただひたすら耐えたあとの紅葉狩り
2割、3割、イヤ、8割増くらいの
高揚感とともに楽しんだ。

紅葉狩り」の意味を知ったのは、恥ずかしながら
ここ最近のことである。
20数年前、筆まめな友人から
紅葉狩りに行きました」との手紙をもらった。
その手紙には、彼女がつくった
もみじの押し花(もみじも押し花っていうのかな?)が
添えられていた。

田舎育ちの私は、紅葉を見に出かけるという行楽を
経験したことがなかった。
なので、彼女のその手紙を見て
紅葉狩りとは、紅葉の時期に山に入って
もみじを摘み、押し花などをすることだと
長いこと思っていた。
そうではないのだと分かってから
私は、我が口から堂々と「紅葉狩り」と発することができるようになった。

だから、今回も、自信を持って。
この連休、私は、「紅葉狩り」に行きました。