いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

哀しい果実

今日、スーパーの生産者直売コーナーで
びわ」を見つけた。
まるっこい形の鮮やかな山吹色した
びわの姿に、初夏を感じると同時に
なんだかちょっと、哀しい気持ちになる。

りんご、みかん、いちご、ぶどう、なし・・・
それぞれの果物がその季節になり
待ちわびたかのように店先に並ぶと
いつもやっぱり、うれしくなるのだけれど
びわは、なんか違うんだよなあ。
びわは、不幸を食べて大きくなるという話があるからかなあ。。

帰り道、何軒かのお宅の庭先のびわの木に
たわわとびわが実っているのを目にした。
びわは、やさしーい木ーの実だかーらーー」と
口ずさむと、なんだかまた哀しくなるのであった。。