いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

「にん」と「にんめ」

この春、小学校に入学した息子。
入学後まもなくから、宿題を持ち帰るようになった。
最初は、ひらがなの一文字を練習するプリント一枚から
始まった。
それから、だんだんと、宿題の量が増えてきた。
今では、毎日、ひらがなプリント2枚、算数プリント1枚に
国語の教科書の音読が加わった。
結構なボリュームである。
でも、まあ、早い時期からいっぱい宿題を出してもらえるのは
大賛成である。
きっちり勉強するのだよ、息子!

さて、先日の算数プリントの宿題についてである。
その日の問題は
「まえから◯にんを◯をかこみましょう」
「うしろから◯にんめを◯でかこみましょう」という
問題が20問ほどあった。

えーー。これって、1年生の問題なの??
結構ハードルが高くないかい??
だって、国語の勉強は、まだ
「あ」とか「え」とかを書く練習をしているし
教科書の音読は、ごくごく簡単な文章である。

その状態の国語力だというのに
算数では、もうすでに
「にん」と「にんめ」の
違いが分からなければ、解けない問題がでている。。。

もやもや感を抱えながら、息子と一緒に宿題を解いたけれど。。
でも、でもさああ。。どうしても腑に落ちない。
まずは、国語力をつけるのが先なんじゃないのお。
算数の問題が読めて理解できるのは、それから先の話だと思うけど。。
文部科学省の中も教科でさらに縦割り行政なのかい!!と
ひとり心の中でつっこみを入れながら
あっ、と思った。
近い将来、小学校で英語教育を始める準備をしている文科省なのである。
あーー、おそろしい。。